人間はお金に関して不合理な判断をします。行動経済学が解明した「お金のバイアス」を知ることで、賢い選択ができるようになります。
プロスペクト理論
利益より損失の方が2倍強く感じる性質。
- 1万円得た喜び vs 1万円失った悲しみ
- 損失回避で暴落時に売却してしまう
- 「もう少し待てば戻る」で損切りできない
メンタルアカウンティング
お金に「種類」を付けてしまう心理。
- 給与:大事に使う
- ボーナス:散財しがち
- 宝くじ当選金:すぐ使う
- 実際は同じ1万円なのに
アンカリング効果
最初に見た情報に判断が引きずられる。
- 「10万円→5万円」は安く見える
- 元々5万円でも「値引き」で買う
- 元値の設定で売れ行き変わる
確実性効果
確実性を異常に好む心理。
- 確実な1万円 > 50%の確率で2万5千円
- 定期預金を好む理由
- 投資を避ける理由
サンクコスト効果
「既に払った分を回収したい」心理。
- 「ここまで続けたからやめられない」
- 含み損株を売れない
- つまらない映画を最後まで見る
現在バイアス
今の満足>未来の満足。
- 貯金より今の消費
- 「いつかやる」が実現しない
- ダイエット・貯金が続かない理由
バイアスを克服する方法
- ルールベースで判断(自動化)
- 投資は「放置」が最強
- 感情的な時は決断しない
- 意思決定を仕組み化(先取り貯金)
- 長期視点を意識的に取る
行動経済学の活用
- 自動積立でメンタルアカウンティング逆用
- 目標額を「見える化」して現在バイアス対抗
- ルール化で感情判断を排除