確定申告は会社員には縁遠いもの、と思われがちですが、住宅購入・副業・医療費が多い年は必須。正しく申告すれば年間5〜30万円の還付金が戻ってきます。
会社員で確定申告が必要な人
- 年収2,000万円超
- 副業収入が年間20万円超
- 2箇所以上から給与をもらっている
- 住宅ローン控除の1年目
- 医療費控除を使う人(年間10万円超)
- ふるさと納税で6自治体以上に寄付
- 株や不動産の売却益がある人
- 株式の損益通算をしたい人
e-Taxでオンライン申告
- マイナンバーカード + ICカードリーダー(or スマホ)
- 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」
- 自動計算機能で入力も簡単
- 還付金も早い(約2〜3週間)
医療費控除
世帯の医療費が年間10万円超(所得200万円以下は所得の5%超)で控除対象。
対象となるもの
- 病院・歯科の診察費、治療費
- 処方薬、市販薬(セルフメディケーション税制も)
- 入院費、出産費(補助金超過分)
- 通院の交通費(タクシーはNG、原則公共交通機関)
- 介護費用
対象外
- 予防接種
- 健康診断(疾患発見なし)
- 美容整形、歯列矯正(美容目的)
- ビタミン剤、健康食品
副業の確定申告
年収以外に20万円超の所得(収入-経費)があれば申告が必要。
副業の種類別
- アフィリエイト・YouTube:雑所得 or 事業所得
- 物販(メルカリ等):継続的なら事業所得
- 不動産賃貸:不動産所得
- 投資(株・FX):譲渡所得 or 雑所得
- クラウドソーシング:雑所得 or 事業所得
提出期限
- 確定申告:2月16日〜3月15日(2026年は月曜日)
- 医療費控除のみ(還付申告):年中いつでもOK、5年間遡って可能
青色申告と白色申告
| 項目 | 青色申告(65万円控除) | 白色申告 |
|---|---|---|
| 帳簿 | 複式簿記 | 簡易帳簿 |
| 特別控除 | 65万円 | なし |
| 赤字繰越 | 3年 | なし |
| 家族への給与 | 全額経費 | 86万円まで |
| 事前届出 | 必要 | 不要 |
確定申告で還付される典型例
- 住宅ローン控除:年末残高×0.7% → 例:3,000万円残高で21万円還付
- 医療費控除:医療費20万円 → 税率20%で2万円還付
- ふるさと納税:5万円寄付 → 48,000円控除
- 生命保険料控除:上限12万円 → 2.4万円還付(税率20%時)
- iDeCo掛金:年間27.6万円 → 5.5万円還付